ほとんどの人にとって人生で一番大きな買い物となるマイホーム。
できれば失敗したくないですよね。
そこで今回はマイホーム購入時に失敗しないためのポイントについて「立地」と「建物」に注目し、よくある失敗しがちな理由とその対処法をご紹介したいと思います。
マイホーム購入時に「立地」で失敗する理由と対処すべきポイントとは
マイホームを購入するときにまず考えたいのが「立地」です。
まずは立地に関して失敗しがちな理由や例と、失敗を避けるポイントをみてみましょう。
立地で失敗したと感じる理由と例
通勤時間が予想以上にかかった
これくらいなら大丈夫かな?と思って購入しても、いざ住み始めると思った以上に通勤時間がかかって大変だった、というケースは意外とよくあります。
周辺環境がよくなかった
住宅の周辺にある施設や住宅を取り巻く自然環境などが実際に生活を始めたらとても気になる…といったこともありがちです。
たとえば川が近くて虫が多い、意外と日当たりがよくない、自然災害に遭いやすい、高圧電線がある、教育環境が思ったより悪かった、といったケースがあります。
立地で失敗しないためのポイント
購入前に通勤時間帯で実際にシミュレーションしてみる
広告などでは所要時間は短めに記載されている場合もあるため、できれば実際に使用する時間帯に通勤のシミュレーションをして確認してみるといいでしょう。
とりわけ購入前に利便性がいい物件に住んでいる場合、マイホームだから仕方ないと通勤時間の長い立地を選ぶと、仕事や日常生活にも支障が出ることになりかねません。
住宅周辺に関するチェックを怠らない
購入前に住宅周辺の環境に関する項目をリストアップし、チェックしておくのがポイントです。
日当たりは一日のなかでも時間帯を変えて確認することをお勧めします。
虫が発生しやすそうな川やゴミの収集場所、子どもの通学に危険そうな箇所、地域のハザードマップなどは必ずチェックしておきましょう。
マイホーム購入時に「建物」で失敗する理由と対処すべきポイントとは
マイホームを購入後、建物の構造や間取りで後悔するケースもありがちです。
建物の構造や間取りで失敗したと感じる理由と例
断熱構造やシロアリ対策の不足
断熱構造にしていなかったために空調の効率が下がったり結露が発生しやすかったりして後悔している、といった声は意外と多く聞かれます。
また、シロアリ対策を怠ったためにリフォーム費用がかかったという例も少なくありません。
空間の広さと部屋数の多さ
リビングを広くしたい、リビング階段にしたい、玄関は吹き抜けにしたい、といった憧れを抱いて実際にそのようにしたが、空調が効きにくく電気代に悩んでいるというケースはとても多いです。
また、家族が一番多いときに家を建てたため、子どもの独立後は余分な部屋を持て余すといったケースも増えています。
建物で失敗しないためのポイント
新築時にできる対策はおこなっておく
マイホーム購入時には多少費用が加算されますが、断熱構造をしっかりしておくことで結果的に生活の質の向上や電気代の節約になります。
また、木造の場合はシロアリ対策や二階の遮音対策をしておくのもポイントです。
広いリビングや吹き抜けは空調対策をする
リビングを広くとった場合やリビング階段の場合、どこかに吹き抜けをつくった場合はあらかじめ階段と居室のあいだにドアやスクリーンを設置するなど空調効率の対策をしておくといいでしょう。
まとめ
マイホームの立地や構造は、購入後に変えるとなると大変な労力や費用を要します。
購入前にできる対策はしておくと、失敗を極力避けることができるでしょう。
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