新居への引っ越しで、意外に悩むのが挨拶回りです。
いつ訪問するのか、どこまで訪問するのか、手土産はどうするのか、など考えれば考えるほど疑問が湧いてきます。
今回は新居へ引っ越しをするときの挨拶回りについて、訪問のタイミングや手土産、訪問する範囲などをご紹介します。
引っ越しの挨拶回りにおすすめの時間帯はいつ?
引っ越しの挨拶回りでおすすめの時間帯は土曜日か日曜日の日中、とくに朝食を終えた10時頃から夕食前の17時までです。
平日は日中に訪ねても出勤している人が多いので不在の可能性が高く、夜の時間帯は初対面の訪問には適しません。
訪問のタイミングは引っ越し前、できれば前日が望ましいです。
引っ越し作業の際、荷物の搬入で道路に大型トラックが1時間近く停まったり大きな物音を立てたりすることや、マンションではエレベータを占拠する可能性があります。
その場合でも、事前に挨拶をして引っ越し当日の予定を伝えておけば、作業時のトラブルが避けられるでしょう。
どこまで挨拶に回るかは戸建てか集合住宅で異なりますが「向こう三軒両隣」が基本です。
戸建てなら両隣と道路を隔てた向かいの3軒および真裏の家、マンションなどの集合住宅なら両隣と真上・真下の部屋がそれにあたります。
なお、「向こう三軒両隣」だけでなく、戸建ての場合は自治会長のお宅、集合住宅は大家さんや管理会社へも挨拶に伺っておきましょう。
引っ越しの挨拶回りで使える挨拶状の例文
挨拶回りに挨拶状(手紙)を添えておくと、名前や引っ越し日時、騒音などのお詫びが口頭だけのときよりきちんと伝えられます。
また、挨拶状なら旧居のご近所の方々へ渡したり、訪問先の不在などで直接会えなかったときの挨拶に代えることもできます。
挨拶状の例文は以下のとおりです。
新居への挨拶
○月○日に××へ引っ越して参りました○○と申します。
引っ越し当日は、お騒がせしてしまいご迷惑をお掛けいたしました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
旧居への挨拶
××に住んでおります○○と申します。
○月○日に引っ越しをすることとなり、ご挨拶に伺いました。
今までお世話になりました。
手土産に添える際の手紙の末文
気持ちばかりの品ではございますが、よろしければご笑納ください。
引っ越しの挨拶回りの手土産におすすめの品や相場
手土産におすすめなのが、ティッシュペーパーや洗剤あるいはゴミ袋など、好みの分かれない消耗品です。
遠方からの引っ越しなら旧居の地域で有名なお菓子なども喜ばれますが、賞味期限が短いものは避けるのが無難です。
品物は、受け取った相手がお返しを考えなくても良い金額で選んでください。
値段相場は300円から800円程度で、1,000円を上限と考えておきましょう。
まとめ
最近は、引っ越しの挨拶回りをしない方が増えています。
単身世帯では挨拶回りをする方のほうが珍しく、さらに女性の一人暮らしでは防犯上マイナスになる可能性もあります。
ただし戸建てやファミリー世帯は近所と関わることが多いので、挨拶回りをしておくほうが良いです。
私たちハウスコンサルタント株式会社は、阪神間エリアの不動産物件を幅広く扱っております。
お客様の幅広いニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓