親の死後、葬儀が終わったあとは遺品整理です。
亡くなった人が、残した物を整理することを遺品整理または遺品処分といいます。
遺品整理は、思っている以上に大変です。
親への想い、家族との思い出が詰まっているため、なかなか整理や処分が割り切れなく進まなくなります。
遺品の片付け方がわからない、誰も住まなくなる実家をどうすれば良いかをご紹介します。
相続した実家の片付けは誰がする人なのか
基本的に、相続人が遺品整理をする人になります。
トラブル防止のためにも、兄弟や身内と協力して進めると良いでしょう。
誰がどこを整理か担当する人を決めておくといいですよ。
親の意向や兄弟の意見も聞いておかないと、のちのちトラブルになる可能性があります。
遺品の整理時に、形見分けするもの、リサイクル可能なものや仏壇・神棚・家電・パソコンなどがあります。
そして処分するもの(一般ごみ)になり、それぞれ片付け方法が変わってきますので、分別が大変になってきます。
兄弟で事前に個人的にほしいものがないか、あとで文句を言わないこと、処分にかかる費用の分担など決めておくといいですよ。
四十九日や法要のときなど、親族に形見分けできるので、片付けの日付に目標をつけることができます。
実家の売却を考えている場合は、家の中を空っぽにしなければいけないため、片付けは重要になってきます。
そのままにしておくと、時間が経つほど片付けしなくなった場合、「固定資産税」や「維持費」の管理の手間が発生するかもしれません。
存続財産の把握をするためにも、片付けを早めにおこなうほうが良いでしょう。
貯金や不動産、有価証券など見つけないといけませんし、家を売る場合は権利証(登記識別通知)が必要なため、重要書類を探すことも大事です。
相続の承認や放棄は、相続開始から3か月以内に申告が必要です。
相続税の納税は10か月以内になるため、税金のためにも、家の片付けは早く取り掛かるほうがいいでしょう。
なお、相続放棄の場合は、遺品整理をしてはいけません。
遺品整理をしたことで、受け継いだとみなさられる可能性があります。
相続した実家の片付け方法
遺族で遺品整理をするのが一番の方法ですが、実家が遠方や時間がないこともありえます。
また、物が大量にあり処分に困る、思い出の品をどうするかなどでなかなか進まない問題がでてきます。
そのような場合には、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理業者は、探し物や価値がありそうなものを見分け、また大事そうなものがあった場合は、遺族に確認しながら作業をおこなっています。
遺族としては、安心して依頼できるのではないでしょうか。
まとめ
実家を実際に相続する立場になったとき、片付けをどうしようかと悩んだときは遺品整理業者を利用しましょう。
そうすることで、普段の生活にさらにかかる負担をなくすことができるため、無理なく整理ができます。
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