住宅ローンの返済が困難になった場合、任意売却という形を選択することで競売にかけずに済みます。
このとき、任意売却をすればいくらで売れるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、任意売却をする際の販売価格の決め方や、販売価格に関する注意点についてくわしくご紹介します。
任意売却における販売価格の決め方とは?
任意売却は債務者が住宅ローンを支払えなくなったときに、債権者である金融機関が住宅を競売にかけることを防ぐための選択肢の1つです。
そのため、住宅を任意売却する際の販売価格は、一般的な方法で売却する場合とは異なります。
具体的に売り値はいくらぐらいになるのかというと、市場価格の約8~9割になることが多いです。
競売にかけられた場合だと市場価格の約6~7割が販売価格といわれているため、任意売却と競売には約1~2割の差が生じることになります。
たとえば、市場価格が約2,000万円の住宅を任意売却した場合は約1,600万円~1,800万円、競売にかけられた場合は約1,200万円~1,400万円が適正価格と考えると良いでしょう。
少しでも高く住宅を売却したいとお考えなら、やはり競売より任意売却をおすすめします。
任意売却の販売価格を決める際の注意点
任意売却の販売価格を決定する際には、いくつか注意点があるので確認しておきましょう。
まず、一般的な方法で売却する場合と違って時間的な余裕はありません。
任意売却の期間は1~3か月程度と決められており、その期間内に売却できなかった場合は競売にかけられてしまいます。
また、基本的に物件を現状のまま売却することになるため、リフォームやクリーニングはできません。
そのことも、一般売却の場合より安くなってしまう理由の1つです。
ただし、物件を売却してから何らかの瑕疵が見つかったとしても、売主には責任が生じません。
欠陥を修繕するための費用を売主が負担することはないのです。
また、任意売却は借金返済に充てる資金を捻出することが目的なので、たとえ販売価格が安かったとしても、それを理由に売却を取りやめることはできません。
その旨は契約時の重要事項に記載されているはずなので確認しておくと良いでしょう。
もちろん売却し直すこともできないので注意してください。
まとめ
住宅を任意売却する際の販売価格は一般的な方法で売却した場合より安くなりますが、競売に比べると高く売却可能です。
任意売却の販売価格の決め方については注意点もいくつかあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
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