マイホームの購入は、人生のうちでも大きな買い物であるため、後悔や不満のないようにじっくり吟味したいと考える方がほとんどでしょう。
そのためにも、購入にかかる費用の内訳や具体的な金額などについて事前に概算し、家計に合った資金計画を立てておくことが重要です。
そこで今回は、神戸市・西宮市周辺で新築一戸建てを購入しようと検討される方に向けて、費用の種類や内訳、金額についてご紹介します。
新築一戸建てを購入するための費用とは？申込証拠金などの内訳
新築の一戸建てを購入するときには、物件の建築にかかる費用、付帯工事にかかる費用のほかに、次のような事務手続きなどにかかる諸費用が発生します。
申込証拠金
申込証拠金は、新築を購入するときに、購入する意思を明らかにするため売主に支払うお金のことを指し、正式な契約後にはその一部が購入代金に充てられます。
手付金
契約が結ばれた時点で売主に支払うお金のことで、購入代金に充てられます。
申込証拠金が申込撤回時に返金されるのに対し、手付金は返金されません。
仲介手数料
不動産会社などを介して購入した場合、仲介会社に支払う費用をいいます。
仲介会社ごとに金額は異なりますが、法律によって上限は「物件価格の3.24％＋6万4800円」と決められています。
印紙代
各種契約書に貼付するための印紙代金で、金額は契約ごとに異なり、現金で支払う必要があります。
登記費用
新築一戸建ての購入では、土地と住宅それぞれについて不動産登記が必要です。
所有権の証明に関する登記のほか、住宅ローンを利用する場合は抵当権登記、土地を人から購入した場合などには所有権移転登記などが求められ、司法書士に依頼すると30万円～50万円ほどかかることが一般的です。
保険料
住宅ローンを利用した場合には、火災保険に入る必要があるほか、ローンの保証料や団体信用生命保険料なども発生します。
新築の一戸建て購入にかかる頭金の費用はどれくらい？
頭金とは、分割払いにおいて最初に支払っておくまとまった金額のことを指します。
全額ローン制度を利用することで、頭金がなくても住宅を購入することは可能ですが、あらかじめ頭金を用意しておくことで、その後の返済負担を軽くできます。
その相場は購入費用の約10％～20％程度とされており、たとえば4000万円の物件を購入する場合、頭金は800万円用意できると後々の返済負担が軽くなるでしょう。
まとめ
今回は、神戸市・西宮市周辺で新築一戸建てを購入しようと検討される方に向けて、費用の種類や内訳、金額についてご紹介しました。
おおまかな金額を把握しておくことで、借入金の返済期間や金額、頭金の金額などを一緒に把握できます。
無理のない住宅購入のためにも、資金計画をしっかり練っておくことをおすすめします。
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