マイホームの購入は一生に一度といっても過言でないほど、人生においても大きな買い物ですよね。
しかし、年齢を重ねるごとに家族が増えたり、足腰が弱くなってきたりと暮らしやすい家のかたちも変化していきます。
そこで、近年注目を集めているのが「長期優良住宅」といわれる住宅です。
長期優良住宅とは、一言でいうと将来的に長く快適に暮らせる家だと認定された物件のこと。
今回は、長期優良住宅の認定制度やメリット・デメリットについてご紹介します。
マイホーム購入でも知っておきたい「長期優良住宅」の認定制度とは?
長期優良住宅認定制度とは、国土交通省が定めた基準を満たした住宅を「長期優良住宅」として認定する制度です。
長期優良住宅は、長く快適に住み続けられる家が定義となっており、さまざまな基準が設けられています。
中でも、長期優良住宅の特徴ともいえる主な基準をご紹介します。
●今後のライフスタイルの変化に合わせて、間取り変更ができるなどの「可変性」があること
●将来的にバリアフリーのリフォームが可能な「バリアフリー性」があること
●次世代の省エネ基準に適合する「省エネルギー性」が認められること
●災害があっても長く住み続けられる「耐震性」があること
●数世代にわたって住み続けられる「劣化対策」がされていること
●景観などに配慮された良好な「居住環境」があること
上記の他にも、住戸面積などさまざまな基準を満たした住宅が、長期優良住宅として認定されます。
税金面でもお得?長期優良住宅に認定のマイホームのメリット・デメリット
長期優良住宅は、たとえライフスタイルが変わっても、同じ家に将来的に長く住み続けられることが魅力です。
さらに、暮らしの快適さ以外にもメリットといえるのが税金面です。
住宅ローンを利用してマイホームを購入する時に利用できる「住宅ローン控除」では、ローンの残高の1%が所得税から控除されますが、通常の住宅においては上限が400万円までとなっています。
しかし、長期優良住宅では、控除される額が最大500万円までと通常の住宅よりも金額が大きいのがメリットです。
他にも、通常の住宅に比べて登録免許税の税率が低いだけでなく、固定資産税の減税措置の適用期間が長かったり、不動産取得税の控除額が増えたりと、長期優良住宅には税金面のメリットもたくさんあります。
一方で、長期優良住宅のデメリットとして、建築するためのコストや時間がかかることが挙げられます。
長期優良住宅の申請にも手間や費用がかかることも念頭に置いておく必要があるでしょう。
まとめ
長期的に快適に暮らせる家として、国土交通省の基準を満たして認定された住宅が長期優良住宅です。
長期的に考えると税金面でメリットが大きいですが、一時的には費用がかかる点に注意しましょう。
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